芝居やカメラや日常のお話。【演劇集団es 公式ブログ】

esの稽古を再開しましたが、かなり抑え気味のスケジュールです。

劇団内で話し合いをしましたが、舞台公演の企画を立てるのは現段階では避けることとなりました。

冬にコロナはどうなってるんだ？　公演企画して、中止になったとして、今度は持ちこたえられるのか？　誰にも答えの出せない問題を本音で話し合った結果です。

同じタイミングで浜松の演劇フェスティバルの審査員の案内が今年も届きました。
お願いをして保留にしてもらいましたが、公演の企画を立てることも、見送ることも、どれも、どの劇団も真剣に考えた結論なのです。
正しい、間違ってるなんて、とても私には言えません。

演劇人個人としては、少し遠くを見据えて努力を積み重ねようと思うことが多くなりました。

今、ＦＰ２級取得の勉強を始めました。
税金や保険、年金、資産運用、お金の幅広い資格です。
頭の悪い私には難解な試験ですが、少し頑張ってみようと思います。

最近は、親族の関係で、個人事業の開業や青色申告、登記の経験もしました。
繋がっていく事柄も多く、楽しくもあります。

自分は、仕事も劇団も個人も営業が苦手で、自身の期待にも周囲の期待にも応えられないことばかりです。

ですが、これから先、まだいつかもわからない未来の話ですが、自分のことだけじゃなく、演劇を含めた歌やダンスなど地域のクリエイティブなものや人に貢献できるファイナンシャルプランナーになれたらと考えることがあります。
公演中止で財政基盤の脆さを痛感したからこそかもしれません。
これは、個人として、長い目で見た一つの目標です。

劇団の代表としては、ともかく今は、演劇集団esを地域の「演劇をやりたい人」の受け皿である役目を果たすためにも灯火を消さず、仲間たちと稽古場で笑い合って、守っていこうと思います。